アメリカンOTAKU道(みち)

今週の月曜日はPresidentDayで祝日なので、中間テスト開けの3連休です。私は火曜日は授業とってないので実質4連休です、えっへん。

 

ところで、私が今暮らしているところは、理学部棟が集まっているエリアに近い寮なので当然のように理科系の学生たちが多いので、アメリカ人のオタクと接する機会が(無駄に)多いです。そういう私も中高生の間は、人並みにアニメ漫画ゲームは嗜んでおりました。大学に入ってからは落ち着いたかな、と思っていたのですが。最近、某ジャンルにドはまりしてしまい、オタクってやめるやめないとかそういう問題じゃないんだなと実感しています。そういえば、高校の卒業式の謝恩会で物理の先生が「理系がオタクでなにが悪いァアアァ!!」と開き直っていたのでそういうことなんだと思います。どういうことかと言えば、そういうことです。

 

前置きが長くなりましたが、またオタク復活した記念(?)に今までのアメリカ人のオタクさんと接してきてわかったことをまとめてみようと思います、4連休だし、

  1. アニメの原作の漫画、ラノベは基本ノータッチ
  2. 隠れオタクという概念は存在しない
  3. 割とその作品の日本での評価を気にしている
  4. やっぱりオタクの聖地は秋葉原

まずは1から、前の記事でうちの大学では日本語のクラスが一番人気だと書きましたが、

 

ssuperrandom.hatenadiary.jp

それでもやっぱり日本語で書かれている漫画、ラノベは授業で学ぶ日本語だけでは理解するのにハードルが高いのかみんなアニメオンリーでオタ活していますね。前に見たもので衝撃的だったのが関西弁の「~や」という語尾が全部「~Yeah」になっていたことです!例を挙げると「見てみい、林檎や!」が「Look look,  there is an apple, Yeah!」となってましたね、おそらく英語が母国語で日本語もわかる方が訳していたんでしょうが、これでは結構キャラの印象が変わりますよね。そんなにラップちょいちょいキメちゃうキャラじゃないです。あと、そんな訳なのに漫画の翻訳された単行本ってお高いんですよね~。それから、私的に、日本と海外で作品/キャラの人気が異なるのは文化や好みの異性の違いと言うよりもアニメ基準かどうかが大きいと思います。最近ではどうかわかりませんが、アニメって基本原作そのままというよりアニオリのキャラデザや設定を入れてくるので同じキャラでも人気が上下しますよね?それが日本で人気のキャラとアメリカで人気のキャラが違う理由の大きい部分を占めていると思います。

 

2、これはそのままですが、今まで出会ったアメリカの方は、オタク非オタクによらず自分の好きなものをオープンにしています。以前、私にコルセットの素晴らしさを3週間にわたって延々と聞かせてきた男の子もいました、(そーいうのはセクハラだとおもいます)彼はオタクではないですが、自分の趣味に関して一切の恥じらいがありませんでした、日本からきた女の子に対して3週間語れるくらいなので相当です。なので缶バッジやキーホルダーつけすぎで痛バ状態になっているパソコンバッグやネコ耳、ウサ耳をつけて勉学にはげむお嬢さんなどなど数多く、はないけれど見てきました。さすがにサノバウィッチが壁紙のTAさんにお会いしたときはギョッとしましたが。まあ大学に在籍しているのは基本的に18歳以上だからいいのか、、、?

 

3、は嬉しいことでもあり、結構気を使わなければいけないところでもあります。作品のお話をするときに彼らが第一に尋ねてくるのが「日本では有名なの?」というところです。以前、タイトル自体知らないアニメのお話を振られたので素直に知らないと言ってしまったのですが彼はそれはそれは落ち込んでしまいましたね、ですので彼/彼女に日本での知名度をきかれたら街中でポスターみたことあるよ、などなどお答えするとお話が続きます。やさしい嘘もときには大切です!

 

4、やっぱりまだまだオタクの聖地=秋葉原という図式は根深いようで、日本から来たと言うと「秋葉行った事ある?」と聞かれますね~。腐ったお嬢さん的には池袋のハズですが、ここでは男女ともオタクの聖地は秋葉原だという認識です。

 

ここで、アメリカ人のオタクとの付き合い方をまとめるとまず作品のタイトルが出てきたら漫画、ラノベ原作の記憶を消し、アニメ基準でお話を進める。好きなタイトルのグッズは積極的に使っていく、相手の好きな作品は日本でも人気だと伝え、秋葉原に関してもお話できるようにする。これを守れば基本的には楽しくお話できるかとおもいます。

 

結構まとめにしては少ないような、、?基本的にオタクの気質というのは洋の東西を問わないということでしょうか、やっぱり(自分も含め)オタクの人は「自分が知っていることは相手も知ってる」スタンスでトークしてくるので大変ですが、楽しい方や日本に興味がある方が多いので、留学している日本人の方で最初の現地人のお友達はアニオタ、という方も多いんじゃないでしょうか。4でちょこっと触れましたが、次回はアメリカのBがL事情にフィーチャーしてみたいと思うので苦手な方はご注意!