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世間はハロウィンだというのに中間テストでした、テスト中に「そーいえばこの教授、宮崎駿監督に似てるなー。前も秋元康氏に激似の人いたし、人種によらず顔のパターンってあるんだろうな」とかなんとか考えてしまったのは一夜漬けだったからです。やっぱり試験前は5時間は最低ラインで寝たほうがいいです。

 

先週の木曜日に日本語初級クラスのレビュー・セッションをしてきたのでそのご報告。アメリカ人で日本に興味があるのは、ごく一部を除いて本国ではシャイに分類される方々です。全部の日本語クラスを担当されているdrop-inチューター*1の方に尋ねたところ、「日本語のクラスとってる学生さんは全部で250人くらいいるのに一回のセッションに質問に来てくれるのは少なくて3人多くて7人」と仰っていたので、わたしの担当する初級のクラスは40人くらいしかいないから少ないだろうと思っていたら、本当に全然生徒さん来てくれなくて驚天動地でしたよ、本当に。

 

教授も「最初の初級クラスということで、アニメ好きとかふんわりした理由でとる生徒が多くて、こんなはずじゃなかったって結果になるコも多いのよ~」と仰っていたのですが、これは由々しき事態であります。なぜなら、年々クラスを拡大し言語学科内でも外国語*2クラスの人気ナンバー1の日本語。生徒数の増加に伴って日本人の先生も新しく何人か入られて、このまま勢力を伸ばし続けゆくゆくは。。と思っていたのですが、初級で落とす生徒が多いと日本語は難しいというブランド力、実際日本語は難しいのですが、ブランドは保持できるかもしれないけれど、あまりに敷居が高すぎるといつかは生徒数の伸び悩みに繋がってくるでしょうし。

 

シャイな方が多いのはもうこの際仕方がないので、私にできるのは質問しにきてくれた方に親切に対応して、日本人怖くないよというメッセージを発するしかないですね。そうしたらみなさん気軽に質問しにきてくれて、いい点をとってまた生徒数が増える、という算段です。私の専攻は言語学と直接の関係はないですが、母国語が1番人気なのはやはり嬉しいし、5つ星があろうと50こ星があろうといずれ太陽に取り込まれる運命というか、言語学部には大恩ある日本人の先輩、教授がいるので私にできることはしたいという気持ちです。

*1:決められた時間内にアポイントなしで質問に答えるチューターさんです。

*2:要するに英語以外の言語です